仏陀の心
かたよらない心、 広い広い心、 まるい心、明るい心、 清らかな心、静かな心、 お蔭様の心、無我の心、 大慈悲の心
その真髄はロータリーの精神に通ずる奉仕の理念を感ずるのです。
衆に媚びず、 孤独を恐れず、自立心を堅持し驕らず、卑下せず霜雪の寒さにも自若とする姿性を持てたらロータリー精神を共有し目的に到達する事が出来ると信ずる。
般若心経を読誦していると、ひとりでに釈迦に景仰されてしまうのです。
釈迦のお諭しに心から納得し、此の先実践も踏まえてと覚悟だけは立派にするのですが、凡人の情け無さ今日も悔いの残る一日でした。
前例会のスタッフ及びゲスト
司会 : 大久保鑑一 S.A.A
開会 : 清水 隆志会長
ロータリーソング:奉仕の理想
イニシエーションスピーチ 大野 愛会員
横浜生まれの横浜育ち、元町、中華街、関内と港街横浜を知り尽くした大野新会員のスピーチは、彼女の絵画の紹介とともに、とても印象に残るものでした。
幼いころに難病を患い、病床で書き始めた絵が、やがて中学、高校のクラブ活動で多くの人の目に届く喜びに接することで、大きな夢へと昇華していったそうです。
大学は、美大進学をやめ早稲田大学文学部に進みましたが、美術からは離れられず美術史を専攻。難解な現代美術や人々の美術に接する姿に触れることで、再び自らも描きたいと思い、大学卒業とともに画家として独立したそうです。
横浜山手ロータリークラブとの出会いも実は絵画をとおした出会いでした。
かつて会員であった、故佐藤やすしこ画伯を当時の会員達と訪ねたときには、大野会員の画家としての人生に大きな影響を与える言葉をいただいたそうです。
彼女の画法は、「しましま画」(改称を考えているそうです)という特許で描かれた油絵が中心です。ニューグランドホテルのショップでは、彼女の絵画や絵画をモチーフにしたマグカップなどが販売されています。
【9/29(火)〜10/5(月) 大野愛 個展 そごう横浜店】
9/30に35周年を迎えるそごう横浜店にて、35周年記念個展を開催致します。
今回も6階エスカレーター前で毎日公開制作をする予定です。
米山奨学生からのレター紹介
新型コロナウイルスの水際対策として日本が行っている外国人の入国制限措置により、出国したまま4月以降も日本へ戻ってくることができない現役奨学生がいます。
こうした奨学生はメールやSNSで世話クラブと連絡を取りながら、オンラインで例会に参加するなど工夫をしています。母国で日本へ戻る日を心待ちにしている奨学生たちの声を「奨学生報告書」から抜粋して紹介します。
「日本の友達が私を忘れたらどうしよう、日本にいる人たちはもう私のことを気にしないだろう、と思った日。カウンセラーからメールが来ました。定期的な連絡はしていましたが、この日のメールは日本へ入国できるようになりそうだという内容でした。
メールを読んだ瞬間、まだ直接会ったことはないが、私が日本に帰ることを心から待っていてくれる人がいるということに、感動しました。
ぎこちない新しい日常に慣れていますが、こうも考えます。
新しい日常とは、今までのすべてが変わるわけではないのかもしれないと。人との間にある温かい真心が互いを感動させるという点では変わらないのだということを」(韓国/東京新宿RC)
岸岡米山奨学事業委員の読み聞かせは、とても素敵でした。