ロータリー世界大会出席余話
1994年6月(26年前)台湾の台北市で世界大会が催され、親クラブの横浜中ロータリークラブに伴われて出席しました。
当時まだ台湾は観光に力を入れておらず、台湾だけでは芸が無いとの事から初日は香港まで足を伸ばして一日観光にショッピングと楽しんだ。
2日目、香港空港から台南空港に飛ぶ。
台北市までは現地ロータリークラブの手配による観光バスに乗り台北に向かう。 添乗員の説明を聞きながら快適な旅は続く。
昼食時になり、台湾で3大製紙工場の一つと数えられる工場のレストランでランチの接待を受ける。食後、その製紙工場の社長さんのご挨拶があるというので威儀を正していたところ、出て来て挨拶なさった社長さんはなんと私達を運んでくれた観光バスの添乗員さんだったので驚かされました。
添乗員は現地のロータリアンの奉仕活動だったのです。
世界大会は、東南アジアの各国から民族衣装での出席で色とりどりで賑わい、目を見張らされました。
世界大会の最終日、会場からホテル迠は観光バスでの送迎でしたが、私達夫婦は会社の都合で一日早く帰らねばならず、ホテルの途中でバスを降り空港に向かう旨添乗員に申しましたところ、添乗員さんがバスを停めタクシーを促えてくれまして、私共は空港に向かいました。
空港に着いて料金と申しますと、すでに支払を受けているとの事、せめてチップと差し出すとそれも頂いていると受け取って貰えませんで、恐縮の仕放題でした。
台湾のロータリアンの知名度の高さに兜を脱がされた事と温たかな心遣いに唯々感謝でした。
前例会のスタッフ及びゲスト
司会 :大久保鑑一 S.A.A
開会 :清水 隆志会長
ロータリーソング:それでこそロータリー